非機能要件(可用性)
本記事では、非機能要件の1つである「可用性」について記載します。
可用性とは、システムが継続して利用できる事を指します。
・継続性
システムの稼働時間や停止運用に関する情報を整理します
継続性では稼働率を決めます。
システムが要求されたサービス提供を提供できる割合
■算出式:稼働率=サービス提供ができた時間 / サービス提供するべき時間
24時間365日の稼働の場合、1年間で業務が中断する時間の合計は、それぞれ以下の通りとなる。
95%・・・・・・・18.3日
99%・・・・・・・87.6時間
99.9%・・・・・・ 8.76時間
99.99%・・・・・ 52.6分
99.999%・・・・・ 5.26分
・耐障害性
サーバ機器などのハードウェアが故障した際、どのレベルで冗長化するかを整理します
・ サーバ、端末、ネットワーク機器、ネットワーク、ストレージ、データ について
整理します
・災害対策
大規模災害を受けた際の業務継続性を整理します。
・データセンタを東京‐大阪に配置するなど
・回復性
業務停止を伴う障害が発生した際の復旧手段、代替業務運用の範囲を整理します
・RPO(Recovery Point Objective)
⇒障害発生時、過去の「どの時点まで」のデータを復旧させるかの目標値
・RTO(Recovery Time Objective)
⇒障害発生時「どのくらいの時間で(いつまでに)」 復旧させるかを定めた目標値