非機能要件とは まずは概要
システムを作成する際、
「システムではこういう事を実現したい」というゴールがあり、
システムを作成したいユーザと要件を詰める必要があります。
機能要件
・画面から発注して、担当者にメール送信したい
・注文履歴がみれるようにしたい
※システムの機能を定義
非機能要件
・サーバ障害してもシステムを継続する
・画面レスポンスは〇〇秒以内
※システム機能以外の要件
インフラでは非機能要件を実施することになります。
非機能要件定義をしたが、
運用フェーズに入って、考慮する項目に抜け漏れがあって、再度要件から見直し!
とならないため、チェックリストに相当するものがあります。
それが「非機能要求グレード」
非機能要求グレードは、IPAにより公開されています。
https://www.ipa.go.jp/sec/softwareengineering/std/ent03-b.html
この非機能要求グレードは
NTTデータ、富士通、NEC、日立製作所、三菱電機インフォメーションシステム、沖電気工業の方々が非機能要求の知見や意見を出し合い体系化したのが始まりです。
非機能要求には、6つの項目に分類されています。
・可用性
・性能・拡張性
・運用・保守性
・移行性
・セキュリティ
・環境・エコロジー
次回から、各項目について記事を書こうと思います。