ぴゅー吉のIT備忘録

調べたIT用語を文字にアウトプットして脳に刻めればいいな

非機能要件(性能・拡張性)

業務処理量
・現在の業務処理量と業務量増大した際の予想を定義します。

 ユーザ数
 同時アクセス数
 データ量
 オンラインリクエスト件数
 バッチ処理件数
 業務機能数


性能目標値
レスポンス
 レスポンスとは、1処理あたりの実行時間のことを指します。

 非機能要求グレードの「06_活用シート.xls」では
 オンラインレスポンスタイム、バッチレスポンスタイムを定義しています。

スループット
 スループットとは、時間単位の処理量のことを指します。

 こちらも、オンライン、バッチを定義しています。

 リソース拡張性

 ・CPU,メモリ、ディスク、サーバが拡張できることを定義します。

  AWSなどのクラウドでは、EC2コンピュートのシェイプを上げることで
  CPU、メモリのサイズを変えることができます

  拡張性は処理能力を増やすアプローチになり、
  スケールアップ、スケールアウトがあります。

スケールアップ
  CPU、メモリを増設するイメージ

スケールアウト
  サーバを増やすイメージ


  スケールアウト
    Webサーバ、APサーバ向け

    多数の処理を複数のサーバで同時並行的に行う場合に有効。
    複数のサーバで処理を実施しても、互いの処理に影響がない場合、
    サーバの台数を増やします

  スケールアップ
    DBサーバ向け

    DBなど複数のサーバを使用して処理能力を上げることができない場合、
    CPU、メモリのリソースを増やします。
   (複数のサーバでDBを構成する際、排他制御を行うので処理能力が上がらない
    ※それを解消するのにOracle RAC もあります)

  性能品質保証
  ・以下の項目を定義します

   帯域保証機能の有無
   HWリソース専有の有無
   性能テスト
   スパイク負荷対応